東京電力の福島第一原発事故をめぐる国会の事故調査委員会の
英語版の報告書が「根本原因は日本に染みついた習慣や文化にある」
などと記したことについて、
英米メディアから「事故の本質を見誤らせる」と批判が出ている。
米ブルームバーグ通信は8日、
「不満が残る報告書」という社説を配信。
内容の詳細さや、「人災」と断定したことを評価しつつも、
「誰がミスを犯したのかを特定していない」と指摘。
「集団主義が原因」「(責任ある立場に)他の日本人が就いていたとしても、
同じ結果だった可能性は十分ある」といった記載については
「責任逃れで陳腐な言い訳」と手厳しかった。
日本に詳しい、コロンビア大のジェラルド・カーティス教授も
英紙フィナンシャル・タイムズへの寄稿でこうした記述に言及。
「文化によって行動が決まるのならば、誰も責任を取らなくてよい。
問題は人がした選択であり、その文化的背景ではない」と主張した。
英語版の報告書が「根本原因は日本に染みついた習慣や文化にある」
などと記したことについて、
英米メディアから「事故の本質を見誤らせる」と批判が出ている。
米ブルームバーグ通信は8日、
「不満が残る報告書」という社説を配信。
内容の詳細さや、「人災」と断定したことを評価しつつも、
「誰がミスを犯したのかを特定していない」と指摘。
「集団主義が原因」「(責任ある立場に)他の日本人が就いていたとしても、
同じ結果だった可能性は十分ある」といった記載については
「責任逃れで陳腐な言い訳」と手厳しかった。
日本に詳しい、コロンビア大のジェラルド・カーティス教授も
英紙フィナンシャル・タイムズへの寄稿でこうした記述に言及。
「文化によって行動が決まるのならば、誰も責任を取らなくてよい。
問題は人がした選択であり、その文化的背景ではない」と主張した。
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