2012年9月16日日曜日

いじめ自殺の中学校・高校の隠蔽校長は責任とるべきだ

校長“いじめ3人が関わる”
9月17日 18時27分


校長“いじめ3人が関わる”
兵庫県川西市で自殺した高校2年生の男子生徒がいじめを受けていた問題で、
高校の校長が17日記者会見し、
いじめに関わっていた生徒は3人だったことを明らかにしたうえで、
いじめと自殺との関連について「まったく関連性がなかったとも言い切れない」と述べました。

今月2日、兵庫県川西市で県立高校2年生の17歳の男子生徒が自殺し、直後に行われた高校の調査で教室のいすに死んだ虫を置かれたり、「ばい菌」などと呼ばれたりして、いじめられていたことが明らかになりました。
この問題で、高校の校長が17日初めて記者会見し、自殺の3か月前、男子生徒へのいじめに関する情報が同級生から教師に伝えられたのに、高校として男子生徒から事情を聞くなどの対応を取っていなかったことについて、「誠に申し訳なくおわび申し上げます」と謝罪しました。
また、校長はいじめに関わっていた生徒は3人だったことを明らかにしたうえで、いじめと自殺との関連について、「高校の調査の範囲内では判断できないが、生徒がみずから命を絶っているので、まったく関連性がなかったとも言い切れない」と述べました。
高校は19日、緊急の保護者会を開き、調査結果やいじめの状況について全校生徒の保護者に説明することにしています。

大津 教師がいじめ可能性を指摘
9月19日 5時37分

大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題で、
 自殺する直前の同級生とのトラブルについて一部の教師が「いじめの可能性」を指摘していたほか、
「いじめ行為」と記載した内部資料も残されていたことが分かりました。

去年10月、大津市の中学2年の男子生徒が自殺した問題で、中学校は自殺のあとのアンケートで、
「生徒が同級生らからいじめを受けていた」と認めたものの、
「生徒が亡くなるまでいじめの認識はなかった」と説明しています。
 学校によりますと、自殺の6日前に男子生徒と同級生が学校のトイレでトラブルになったため、
13人の教師が対応を話し合った際、
このうち3人の教師が「いじめにつながる可能性がある」と指摘したということです。
  学校は話し合いの結果、「いじめ」ではなく「けんか」という結論になったとしていますが

自殺した日に校長の指示で、教師の1人が作成した内部資料には、
同級生とのトラブルを「いじめ行為として捉える」と書かれていました。
  この食い違いについて校長は、「けんかだと報告を受けていたので、
資料を作成した教師の認識が違うと思った。隠蔽するつもりはなかった」としています。
  一方、大津市の越直美市長は、
「学校側の姿勢は厳しく問い直されるべきだ。
第三者委員会でしっかりと資料を検討し、教師にも聞き取りをしてほしい」と話しています。

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