世界70余りの主な都市の物価や賃金の水準を比較したところ、
ノルウェーの首都オスロなどに続いて、東京が世界で3番目に物価が高いという調査結果がまとまりました。
スイスの大手金融グループ「UBS」は、
ことし4月から5月にかけて
世界72の主な都市の物価や賃金の水準を調査し、
アメリカのニューヨークを「100」とした場合の指数を公表しました。
それによりますと、
世界で最も物価が高いのはノルウェーのオスロで116.0、
2位はスイスのチューリヒで110.1、3位が東京で108.9でした。
ニューヨークは6位、ロンドンは10位でした。
一方、賃金については、
最も高いのがチューリヒ、2位が同じスイスのジュネーブ、
3位がデンマークのコペンハーゲンで、ニューヨークは6位、
東京は8位でした。
また、
物価に比べて賃金がどのくらいの価値をもっているかを推し量る為、
各国でハンバーガーを1個買うために何分間働く必要があるか
という分析も行われました。
こちらの分析では、
東京は最も短い9分で、ニューヨークが10分、
北京が34分などとなり、
東京は物価に比べて賃金が比較的高いという結果になりました。
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